ヒトカゲよ、30点のためにエネルギーを捨てるな
ほのおタイプ
HP:60
のおタイプ
HP:60
ひのこ 威力30 炎1
弱点: 水
逃げエネ: 1
評価3/10
関連カード:リザード(最強の遺伝子)
:リザードン非ex(最強の遺伝子)
:リザードンex(最強の遺伝子)
しっぽの炎が消えると生命活動が停止してしまうという生まれる星を間違えたとしか言いようがない生態を持つ初代の御三家。それがヒトカゲである。
ポケットモンスターの歴史上でもトップクラスの知名度と人気を誇るリザードンの進化前なのはもちろん、初代御三家という恵まれたポジション故にグッズ展開やアニメでも恵まれている訳であるが、当然ポケポケにも最初のパックで実装された。
「60」というたねポケモンとしては平均的なHPと、1エネにしては威力30と高火力な技を持っている。
そのため、先行で哀れにも戦場に放り出されたタマタマやコイキング、シビシラスに対して後攻1ターン目でワンパンすることが可能である。未来ある若い芽を摘まれた対戦相手は中指を立てながら降参を選ぶこと間違いなしだ。
とは言え、炎エネルギー1つをトラッシュしなければならないというデメリットがあまりにも重すぎる。進化後のリザードンの「ぐれんのあらし」に備え出来る限りエネルギーを貯めておきたい都合上、緑黄色野菜で殴打するよりも火力が出ないひのこなんかにエネを割いてる余裕はない。こいつに技使わせた試合大体負けてる。マジで。
そもそもリザードンデッキの勝ち筋は序盤からファイヤーをひたすら躍らせることであり、未成熟なヒトカゲを戦わせることでは断じてない。そもそもこのポケポケというゲームでは1エネルギーの重さがとんでもないことになっている。そんなゲームバランスで30点のために1エネ捨てたいかと言われればノーである。ヒトカゲくんは「俺なんてたねポケモンだけど30ダメージ出しちゃうもんねー」と同期の植物と亀にマウントを取ろうとして痛い目を見た、と考えるのが自然でしょう。
↑ 正直カード単体の性能で見たらファイヤーが一番ヤバイのでは
そのため、ヒトカゲがひのこを使わざるを得ない状況というのは基本的に手札事故を起こしたときだけである。
序盤で相手を事故らせる性能はそこそこあるのでもしかしたらひのこが輝く瞬間もある……のかも知れない。
目先の30打点に目がくらむと試合に負けてしまう。目先の利益に目がくらむと人生(試合)を棒に振りかねない、そんな日本昔話のような教訓を僕らに与えてくれるまさに駆け出しトレーナーが最初にパートナーとするに相応しい1匹と言えるだろう。
リザードンexデッキ
リザードンexデッキではヒトカゲをを序盤から引いておかないと始まらない。リザード、リザードンと進化させファイヤーで5個程度エネルギーを確保して「ぐれんのあらし」2連発で勝負を決めたい