中間進化界の優等生、カメールの登場だ!
水タイプ
HP:80
スプラッシュ 威力40 水1無1
弱点: 電気
逃げエネ: 1
評価5/10
入手方法:最強の遺伝子(ピカチュウ)
関連カード:ゼニガメ(最強の遺伝子)
:カメックス非ex(最強の遺伝子)
:カメックスex(最強の遺伝子)
おなじみカントー御三家、ゼニガメ系統の中間進化のカメールである。ポケポケでも当然初期パック「最強の遺伝子」から同期と合わせて実装された。イラストを見ると亀とは思えないほど凛々しいご尊顔が伺える。間もなく背中からバズーカ砲が生えてくることなど微塵も感じさせない笑顔だ。
カメックスexの中間進化なので引けるか引けないか、それ以上語ることはないと言いたいところだが実は中間進化ポケモンとしてはかなりの実力者である。まず1進化でありながら逃げるのに必要なエネルギーが1である。このポケポケというゲームでは進化すると謎の慢心が生まれるらしく「俺は逃げない」ととある海賊王の息子のようなことを言い出し逃げエネが増えることが多い。事実同期のフシギソウとリザードは逃げエネが2となっている。それとは対照的にカメールは逃げエネ1でベンチに逃げることができるためスピーダーを採用しつつ小回りを利かせる編成が可能となる。
加えて2エネで攻撃できるのも偉い。特に後攻の時はゼニガメの20点、カメールの40点、カメックスの100点といった展開が可能でありマナカーブ的にはかなり綺麗であると言えるだろう。立ち上がりの遅いデッキなら進化前の60点が決定打になることも少なくなかったので明確な評価点と言える。カメックスexこそ中途半端な評価をされがちだが進化前の性能で言えばこのゼニガメ系統がぶっちぎりなのではないだろうか。
地味であるが序盤を支える、そんなカメールさんを私は誇りに思う。カメックスexデッキでは勇気を出して40ダメージを叩きこむのも大事になる局面も少ないが存在した。進化前のテキストがインクの染みと化しているポケモンも多い中、総合力の大切さを教えてくれる徳の高い亀さん。それがポケポケのカメールなのである。
・カメックスexデッキ
中間進化ポケモンなのでカメールを引けずに敗北、というケースは非常に多い。さらにフルスペックを発揮するためにはエネルギーがが5個必要なので立ち上がりが遅すぎる。
カスミやアカギでデッキを圧迫されるのは分かるがポケモン通信を2枚積むのがおススメである。カメールで40点を飛ばすか、それともマナフィでエネ加速するか。サブアタッカーを採用して茶を濁すか、非常に難しいデッキと言える。